なぜ養蜂を始めた?
長野県は、はちみつ生産量が全国一位の「はちみつ王国」。しかし国産はちみつの生産量は、現在市場に出回っているうちのわずか5%程度と言われるほど貴重なものです。そこで!abnの屋上の有効活用も兼ねて、はちみつが収穫できないかと考えました。
さらに養蜂を通じて多くの方にミツバチが自然環境に役立っていることを知ってもらい、自分たちの周りの環境に目を向けるキッカケにしてもらいたいと、2021年の3月に「abn駅前はちみつプロジェクト」がスタートしました。
屋上ってどうなの?
住宅地での養蜂と違い、屋上の巣箱には限られた人しか近付かないので、安全性を確保しやすいというメリットがあります。また、屋上は、ミツバチ達にとって過酷な環境に思えますが、実は意外と適した場所のようです。市街地は、街路樹や河川敷の草花など多種多様な花が多く、熊などの天敵に襲われることも、農薬を心配する必要もありません。また、ミツバチは夜になると羽を使ってはちみつの水分を飛ばしています。屋上では日照と風通しの良さが熟成を促進するので、より糖度の高いはちみつができます。
どんな味のはちみつ?
はちみつはその時期、その場所によってミツバチ達が集める蜜源が異なるため、二度と同じ味にはなりません。このプロジェクトのミツバチは、春に長野市・篠ノ井と高山村のりんご畑での採蜜を経て、5/11にabnの屋上に引っ越してきました。春から初夏にかけて、桜、アカシア、クローバー、ツツジ、れんげなど多種多様な花の蜜を集めてできた駅前はちみつ。5/28に約30㎏を初収穫しました。糖度の高いしっかりとした甘さの中に華やかな植物の香りが感じられる、世界に一つだけの絶品はちみつです。
はちみつプロジェクトの監修
今回のプロジェクトは、更科養蜂苑の全面協力で実現することができました。代表の岡村美永子さんは、2007年から、優良な西洋ミツバチを導入し「自分が本当に食べたいと思う美味しいはちみつをつくりたい」と養蜂を始めました。手がけたはちみつは「モンドセレクション金賞」を受賞するなど、高い評価を得ています。
ミツバチの生態について
働きバチは大忙し!
約1ヶ月の寿命の中で働きバチの仕事は日齢が進むにつれて移り変わります。産まれてから2〜3週間は巣の中で掃除係⇒育児係⇒巣作りという順番で仕事を担当し、後半の1〜2週間は巣の外に出て花の蜜や花粉を集める仕事をしています。
初めて養蜂に挑戦してみてどうだった?(大槻アナ)
「まさか自分が人生の中で養蜂に挑む日がくるとは。」
これが、この企画を担当させて頂くことが決まった時の率直な気持ちです。
刺されないか不安を抱いていたのも束の間、日々飼育する中でミツバチの弛まぬ努力や興味深い生態を目の当たりにし、気づけば愛おしい存在にまでなりました。 女王蜂誕生の瞬間に立ち合った日は、あまりにも感動的でこの先ずっと忘れないと思います。
ミツバチが1か月という短い命の中で、生涯かけて集めることが出来るはちみつは、わずかティースプーン1杯分。どうかそのことを忘れず、この素晴らしい恵みを大切にお召し上がりいただければと思います。
希少な駅前はちみつを商品化!
「abeen駅前百花」瓶詰め【初夏】
1200円(税込)
材料が無くなり次第、終了となりますので、ご了承ください。
駅前はちみつを使った数量限定コラボメニューを展開しました!
ウインズイースト2022年3月11日に移転統合のため閉店
グレープフルーツソーダ
アイスバニララテ
ピッツェリア・カスターニャ
駅前ハチミツのクアトロフォルマッジ
リストランテ フローリア
abeen駅前百科を使ったブルスケッタ