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北相木村編(2018年3月24日)

今回やってきたのは、群馬県との県境に位置する北相木村。
面積のおよそ9割を天然のカラマツなどの山林が占め、村内を千曲川の支流・相木川が流れる自然豊かな村です。

散策していると「岩陰遺跡(いわかげいせき)」の文字を発見!岩にいくつか穴が空いています。詳しい話を聞くべく「北相木村考古博物館」へ。学芸員によると、これは相木川の水流で崖が削られてできた小さい洞窟状の地形に残された遺跡で、縄文時代早期の遺物が出土しました。他ではなかなか見られない人間の骨や動物の骨で作った道具もたくさん見つかりました。「北相木村考古博物館」では、この遺跡の出土品を中心に展示しています。
さらにこの遺跡からは全部で12体の縄文時代の人骨が出土し、そのうちの2体は頭骨がきれいに残っていたことから顔を復元して展示しています。さらに山奥の遺跡にも関わらず、海で拾った貝殻を加工して作ったアクセサリーも見つかっています。

続いて発見したのは「メグスリの木」。昔は葉や樹皮を煎じたものを目薬として使っていたことからこの名前が付きました。高さ15m、幹の周囲が2.8mで、1968年に長野県の天然記念物に指定され、地域で大切に守られています。

最後は「三滝山」へ。駐車場から階段を10分ほど登ると滝に巨大な氷柱が!
古くから禅宗の信仰の山とされ、3本の滝を有する「三滝山」。中でも落差30mの「大禅の滝」は2月になると水が凍って巨大な氷柱ができ、たくさんの見物客が訪れます。北相木村は歴史と自然が共存する村でした。

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取材先情報

北相木村考古博物館

<開館時間>午前9:00~午後4:30(最終入館 午後4:00)
<休館日>月曜日、祝日の翌日、年末年始
<入館料>一般200円 小・中学生100円
<お問い合わせ>TEL:0267-77-2111