COUNCIL 放送番組審議会

長野朝日放送・放送番組審議会(第255回)

開催年月日

2016/09/21

開催場所

4F 役員会議室

出席者

委員総数9名 出席委員数6名
(出席委員)小川正芳副委員長 丸山貢一副委員長 中條功委員 イチカワドイル徳恵委員 長門徹委員 小林玲子委員
(レポート)遠藤守信委員長 丸山正道委員
(会社側出席者)土屋英樹代表取締役社長 渡辺宏幸常務取締役番組審議会事務局長 下平彰一編成業務・報道制作担当取締役 五十嵐洋人編成業務局長 山崎浩二編成業務局編成部長 郡司勝己報道制作局長

議題

1)「テレビ朝日系列の報道について 思うこと・望むこと」について
2)その他の番組に対する意見要望について
3)abnに寄せられた視聴者の声の概要について
4)2016年10月の単発番組について
5)次回課題番組等について

議事の概要

  • 「放送の自主自律」「言論の自由」「知る権利」を制限する動きは看過できない。メディアは総力をあげて憲法下での権利と義務を国民に浸透させてほしい。
  • 視聴者の不安や先入観を抱かせる表現や表情が多いと感じる。デングウイルスの報道では重装備で蚊を駆除する映像が繰り返され、強い不安を煽った。
  • 視聴者提供の映像を報道する意味について、これまで以上に慎重な判断が求められる。提供に頼り過ぎ、映像探しで取材がおろそかにならないか、心配でもある。
  • 現在のような情報化社会では、早くて信頼でき、正確な分析や背景などを詳しく解説してくれるニュース報道が求められていると思う。その意味で、今の「報道ステーション」は時代にこたえる内容となっている。
  • 同時間帯の他局のニュースと比べ、事件・事故・災害など発生直後の情報量は「報ステ」が圧倒している。取材チームの瞬発力や展開力に敬意を表する。
  • 報道の役割は、時の権力にとって国民に知られたくない「不都合な事実」を明らかにすること。原動力は報道に携わる人々の「おかしい」と考える問題意識。それが伝わってくる特集をこれからも期待したい。
  • 「abnステーション」の、キャスターが現場で取材し放送するスタイルに、キー局にはない親近感を感じる。コメントにも地元ならではの温かみと深みが感じられる。地元製造業や観光業、農業などを盛り上げるスタンスをもっと鮮明に出してもらいたい。
  • 災害時の、データ放送による情報提供は、地方局でも非常に有効な手段だと思うので発展させてほしい。

○平成28年7月中にabnによせられた視聴者の声の総数は216件(内メール42件)、内訳は(お問合せ152件、ご意見24件、苦情0件、ご要望19件、その他21件)だった。

○平成28年8月中にabnによせられた視聴者の声の総数は155件(内メール25件)、内訳は(お問合せ88件、ご意見32件、苦情0件、ご要望18件、その他17件)だった。