長野朝日放送・放送番組審議会(第251回)
開催年月日
2016/04/15
開催場所
4F 役員会議室
出席者
委員総数 9名 出席委員数5名
(出席委員)遠藤守信委員長 小川正芳副委員長 丸山正道委員 小林玲子委員 丸山智之委員
(レポート)丸山貢一委員
(会社側出席者)土屋英樹代表取締役社長 渡辺宏幸常務取締役・番組審議会事務局長 下平彰一編成業務、報道制作担当取締役 五十嵐洋人編成業務局長 山崎浩二編成業務局編成部長 郡司勝己報道制作局長 後藤啓太報道制作局報道部主任
議題
1)「池上彰のなるほど北陸新幹線~開業1周年SP~」について
2) その他の番組に対する意見要望について
3) 放送番組の種別の公表
4) abnに寄せられた視聴者の声の概要について
5) 2016年5月の単発番組について
6) 次回課題番組等について
議事の概要
- 北陸新幹線の開通1年の様子がよく分かる内容になっていた。すっきりまとまって、親しみやすい番組になっていた。
- 金沢の伝統や暮らしと新幹線がもたらす時代の変化の最前線がニュース映像を交えながら描かれていて、あえて「影」にも目を向けようとする制作姿勢に好感が持てた。
- 長野県側で取材した情報や話題は全体に印象が薄く、県内唯一の新駅でありながら乗降客が予想を大幅に下回っていた飯山が冬場に入って盛り返したこと、多くが外国人で野沢温泉がにぎわっていることが紹介されたが、既視感が否めなかった。
- 新幹線の延伸が産業や経済、観光や生活を大きく変えるということを具体的な事例や数値で的確に解説されていた。
- 今まで縁のなかった企業が北陸に進出してきて、地元の経済や生活にどのような変化を生じさせたのか、影響を与えたのか、そんな視点からの取材をしてもらえれば、なおよかったと感じた。
- テンポも展開も非常にスピーディーで、分かりやすくて、視聴者を飽きさせないような構成だった。
- 新幹線が延伸されて、予想していた部分と違った部分とかの数字の変化について、延伸前と延伸後の数字をきちっと使って非常に分かりやすかったが、できれば全部徹底的に数字比較してほしかった。
- それぞれ出てきた功罪、番組で問題提起をした課題については、次回で答えてもらうような形で、継続して番組作りをしていってもらいたいと思った。
- 新幹線がもたらした変化や課題について、金沢市民の生の声が聞かれたのは、とてもよかった。東茶屋街の住民たちが、文化のレベルを上げることによって、もっと輝く光る町にしていきたいと語っていたのがものすごく印象的だった。ただ観光客が増えればいいと金沢市民、東茶屋街の方たちは思っていないというのが、とても印象的だった。
○「放送番組の種別ごとの放送時間」の報告を行い承認された。
報告した内容は下記の通り。
- 「基本番組表」の報告
- 「番組の種別ごとの放送時間量の集計」の報告
- 「CMの放送時間量」の報告
○平成28年3月中にabnによせられた視聴者の声の総数は、195件(内メール34件)、内訳は(お問合せ102件、ご意見43件、苦情0件、ご要望25件、その他25件)でした。