楠原由祐子ブログ

苦しかった大学受験はいつか宝物に・・・

この週末は、大学入試センター試験でしたね。

毎年、この時期は当時を思い出します。

私は2年間、大学受験と闘いました。そう、浪人です。

今必死に頑張っている受験生がいる中、こんな話をするのはどうか・・・とも思いましたが、

私にとって、今とってもいい思い出になっているので、少しだけ書かせていただきます。

 

伝統の体育祭があって、受験勉強に本腰を入れるのは、体育祭に燃え尽きた10月以降。

周りを見渡しても、みんな、模試の結果は偏差値40ちょっと・・・でしたので、

私も安心しきっていました。

なのに・・・1カ月もすると、急に偏差値60?え!?65?うそでしょ?

あれよあれよと、友人たちは、ジェット機のようなスピードで、もう追いつけないところに進んでいってしまいました。

そして春。入学式に向かう奇麗なスーツを身にまとった友人たちとなるべく会わないように、

私は予備校に通うことになったのです。

それからというものの、1年間は勉強漬けの毎日。

青いペンを使うと記憶力がアップするとどこかで聞き、ノートは真っ青!

青いペンのインクがなくなって、次のペンに交換することに、唯一の達成感を感じるような日々でした。

今から考えれば、軽いホラーです。笑

 

でも、私はこの浪人時代にかけがえのない宝物を得ました。

切磋琢磨、一緒に頑張った友人たちです。

あの時、彼女たちがいたから、最後まであきらめずに、歯を食いしばれたと思います。

そして、今、全く違う分野でお互い仕事をしていますが、

尊敬し、力をくれる存在でもあります。

 

今必死で机に向かっている君たちへ。

自分を信じて、一つ一つ積み重ねてください。

その頑張りは、必ず自分の糧になるはずです。