萩原早紀子ブログ

サキの行きサキ97

もの作りの難しさを改めて思い知ったこの日。

カンナがけ、まったくうまくいきませんでした。

どれだけ手ほどきを受けてもダメなものはダメですね。

当たり前ですが

何事も一朝一夕にはいきません。

自分の不器用さを痛感した

5月24日の『サキの行きサキ』。

松本では毎年5月に

工芸品などを楽しむ「クラフトフェア」が開催されています。

今回は、その前夜祭的なイベント「宵祭り」に行ってきました。

スプーンやヘラなどを作る木工職人・大久保さん。

大久保さんの手から生まれる物は

すべすべしていて滑らかな触り心地。

美しい木目を感じる曲線美。

カンナから出てくるのは鰹節のように薄い木片。

それさえもキレイなのです。

表面に毛羽立ちがないので

きっと口当たりも抜群。

やはり職人さんはスゴい。

こちらは「お神酒の口」。

松本地方に伝わる縁起物です。

このようにして年末年始、神棚に飾るそうです。

江戸時代から地域に伝わり

国の重要有形民俗文化財に指定されています。

でも作っているのは今や1軒だけ。

全て手作業ため年間200対程度しか作れないそうです。

1本の竹を細く細く割いて編み上げていくスゴ技。

こういうのをまさしく職人技と言うんでしょうね。

ジャンルは違えど

私もアナウンサーとして

職人レベル目指して精進していかねばと思いました!!!!