サキの行きサキ①
毎週金曜日に中継でお伝えする
『サキの行きサキ』。
私、萩原早紀子が県内を巡り
その土地のオモシロイものや旬な情報をお届けします。
初回の4月7日は飯田市毛賀から。
市内で一番早く咲くと言われている
「くよとのシダレザクラ」をご紹介しました。
この日はまだ3分咲き。
それでも大きな幹と長く張り出した枝が立派。
それもそのはず、なんと樹齢は300年以上!
古くから地域に愛されてきました。
そんな「くよとのシダレザクラ」の名前の由来は
木のすぐ近くにある“供養塔”。
“供養塔”がなまって、“くよと”に。
ずーっと昔、室町や江戸時代から
毎夜毎夜、地域の方々が供養塔に灯りをともしてきました。
桜の季節だけじゃなく、雪の日も。
その営みが今でも続いています。
地域の皆さんが大切に守ってきた“供養塔”を見守る桜。
だから、『くよとのシダレザクラ』という訳です。
どんな桜にもストーリーがあるもんですね。
飯田市毛賀の皆さん、ありがとうございました。
さて、今週14日の“行きサキ”は上田市内の予定!
こちらでも桜をご覧いただきます。
お楽しみにー♪